ナイロンバッグの高級ブランド3社を比較【メリットも解説】

ブランド

 

ブランドバッグといえばレザーが主流ですよね
サフィアーノレザー・ラムスキン等々・・・

 

【高級バッグ=レザー】のイメージが根強いですが
敢えてナイロンを主流に扱っている高級ブランドも存在します
有名どころがプラダですね 

今回はナイロンバッグがアイコンの高級ブランドを3つ紹介します

 

 

★この記事で得られる情報

1: 現行で販売がつづいているアイコンバッグ
2: バッグの平均価格帯
3: そのブランドのユーザ層
4: そのブランドの強みとメリット

 

紹介するブランドはこちら

・ロンシャン
・エルベシャプリエ
・プラダ

価格帯の低い順から見ていきましょう

 

LONGCHAMP(ロンシャン)

アイコンバッグ:ル・プリアージュ

ロンシャンのアイコンバッグがこちら【ル・プリアージュ】
見たことある人も多いかもしれないですね

 

カテゴリとしては旅行バッグに該当するのですが
初めて世に出た当時は『こんなに軽い旅行バッグはあり得ない』って言われてたんですよ

デカくて重いレザーバッグが当たり前の時代に
”大きいのに軽量な旅行カバン” というオンリーワンな地位を獲得したことで超有名になりました

 

今なおブランドを代表するアイコンバッグとして不動の存在です

 


価格帯

ナイロンバッグ全体:約1~5.5万円
※2023年4月現在 ブランド公式よりサーチした結果です

 

ちなみにロンシャンのカーストはアクセシブル・ラグジュアリー・ブランドになります
一応解説しますと【ハイブランドよりワンランク下のブランド】という意味です

COACH・フルラ・マイケルコース・ポールスミス等もそれに該当します

 

興味がある人は 過去の記事を貼ったので見てください
14個の有名なアクセシブルブランドを紹介してます

ユーザ層

主に4つの層に分かれていて

・旅行用
・通勤用
・在宅ワーカーのPC用バッグ
・子育て中のママ

特にビジネス用の傾向が強くみえました

 

個人的には意外でしたが
リアルタイムでは20・30代の若い層をメインに支持されているようです

 

強みとメリット

ルプリアージュの売りと強みは主にこの3つです

 

プラスアルファで

・お手入れがとても簡単
・カラーバリエーションの多さ

等々さまざまなメリットがあります

 

容量が大きい

ルプリアージュトートのサイズ規格は【S・M・L】とシンプルでわかりやすいです
厳密に言うと形の違うSサイズや 横幅の違うLサイズ等がありますが
支持されている主流なサイズは以下です

 

一番人気なのがちょっとした旅行にも使えるLサイズ(左)
A4サイズ・余裕で入る大きさで ノートPCも楽々入ります
OLの通勤用・在宅ワーカーに支持されているのもコレ 

Lサイズとほぼ変わりなく ごくわずかに小ぶり
持ち手が短いハンドバッグ型がMサイズ(右)です
容量もほとんど同じなのでお好みで選んでOKと思います

 

軽い

シリーズによって若干変動しますが
Lサイズで おおよそ300~350g程度

 

この軽さは凄いですよ

 

 

わたしが通勤バッグに使っているのが【COACHのA4レザートート】なのですが
横幅が2センチ大きいだけで ルプリアージュLサイズとほぼ同じ
なんなら縦幅とマチ(奥行)はルプリアージュのほうが上回ります

 

重量差は一目瞭然でしょう

個人的にはCOACHのトート(800g)ですら特別重いと感じたことはありませんが
同等サイズのルプリアージュ(300g)がどれほど軽いかわかりますよね

 

Twitterで見かけた意見では

"元のバッグの重さに耐え兼ねて ルプリアージュに乗り換えた結果マジで大正解だった"

という方もおりました

 

 

ちなみに小さく折りたためるのも特徴で

こんな形にして持ち運ぶこともできます
めちゃくちゃ便利ですよね 

リッチな買い物用のマイバッグとして お母さんにプレゼントしたら喜ばれそうです

 

肩にかけやすい

ルプリアージュはサイズによって持ち手の長さが違います

 

一番人気のLサイズ・3番目に人気のSサイズは
持ち手のハンドル肩掛けに十分な長さにつくられていて使い勝手がとても良いです

このあたりは子育て中のママの間で 特に評価が高いポイントでした

 

プラスアルファのメリット

お手入れがとても簡単

レザーの場合 手入れは革用ブラシやオイルが必要で非常に手間がかかりますが
ルプリアージュはナイロンなのでタオルと洗剤で手洗いするだけで汚れを落とせます
めちゃくちゃ楽ですね

 

カラーバリエーションの多さ

このへんは特に若い世代に刺さるポイントで
パキっとしたピンク・清楚なブルー・個性的なグリーン等々
好みのカラーに一目惚れするパターンが多いようです

ルプリアージュと言えばブラックとネイビーが定番でしたが
若い世代のおかげでカラフルなイメージに変わりつつあるのではないでしょうか

 

Herve Chapelier(エルベシャプリエ)

アイコンバッグ:舟型トート

エルベシャプリエといえば【舟型トート】

台形のような形で 底から開口部にかけて幅が広く
基本的にエルベシャのトートバッグは7割くらいがこの形です

 

そのほか リュックやブリーフケース等
通勤・通学に使えるバッグも扱っていますよ

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

エルベシャプリエ Herve Chapelier 701C (コーデュラ舟型トートS) [CN]
価格:25,300円(税込、送料別) (2023/4/26時点)


価格帯

ナイロンバッグ全体:約1~5.5万
※2023年4月現在 ブランド公式よりサーチした結果です

ナイロン限定とすれば ロンシャンと同等ですが
両者他製品も含めるならトータルの平均価格は エルベシャのほうが若干高額になります

カーストは同じくアクセシブルブランドです

 

ユーザ層

年齢層は30代~の印象

機能性というより デザインに惹かれている印象が強く
ここがロンシャンとの違いかなーって感じですね

 

そして 子育て中の主婦ユーザーが顕著に見られました
それも圧倒的に小学生の子を持つママさんからの支持です

個人的には『何故小学生のママさんばかり?』
と考えても答えが出ず 追及してみたところどうやら

“持っていても嫌味に見えないブランド”
この要因が非常に大きいことがわかりました

 

小学生の子育てともなると学校行事等
少なからず他のママとの交流を避けられないでしょうから これは実に納得しました
なるほどー!って感じです

 

強みとメリット

 

エルベシャの立ち位置はロンシャンと非常に近いです 

唯一違うところは ロンシャン以上にナイロンに特化しているところですね
革製メインのバッグはなんと 存在しません!

 

究極のシンプル

 

デザインは めちゃくちゃ簡易で一切の無駄がなく
フタはフラップひとつのみ・外側には何も装飾がありません

 

しかしながら “だが それがいい” って人も確実に存在します

それこそ先に書いたような 嫌味な感じを出したくないとか
使い勝手重視のママさんには まさにうってつけなのです

 

バリエーション豊富

このバッグ良いなって思ったときに サイズが微妙で買うのをやめることってあるあるですよね
『もう一回り大きいサイズだったらな~』と思ったことありませんか?

 

 

エルベシャに関してはその心配はほぼ無用
基本的に同形・同カラーでサイズ違いのラインナップだからです

ポーチのような小さいものから旅行バッグまで
デザインほぼ変わらず幅広いサイズ展開がされています
カラーも柄物も豊富なので自分の好みを見つけやすいと思いますよ

 

 

そして多くの人が感じるであろうことを・・・書いてはいけないと思うんですけど 敢えて書きます

 

正直エルベシャのバッグに対して

・こんなに簡素なナイロンバッグがここまで高いのはおかしい
・そこまでお金かけようとは思わない
・ノーブランドで安いナイロンバッグとの違いが判らない

って思いませんでした?

 

失礼ながら わたしも初見でそう思いましたが
そこには正統な理由があるのです

 

圧倒的長持ち

特殊なナイロンを使っていることがエルベシャ最大の売りです

 

・通常ナイロンの7倍の耐久力
・傷がつきにくい
・撥水する
(当たり前ですが)

 

名前をコーデュラナイロンといって ハチャメチャに長持ちします
少し値は張るけれど長期的な目で見てコスパの良いバッグなのですよ

 

PRADA(プラダ)

アイコンバッグ:Re-Nylon(旧ポコノ)

Re-Nylon(旧ポコノ)とはバッグの名前ではなく素材の総称です

 

サフィアーノ = 牛革
ポコノ    = ナイロン素材
カナパ    = キャンバス素材

 

上記は すべてプラダの代名詞的な素材であり
【ポコノ】はその中でも特に 多くのプラダユーザーに愛されているナイロン製品です 

ただし 2019年半ば以降
ブランド側の方針により【ポコノ】製品は計画的に廃止され
ポコノを引き継ぐ新たな素材【Re-Nylon(リナイロン)】に統一されました

 

2023年現在 名称変更から4年程経過しましたが浸透しきっていない印象です
『プラダのナイロンと言えば?』と問えば 未だ【ポコノ】と答える人のほうが多そうですね

 


 

 

違いは何か?

ポコノ     → 石油を原料に製造したナイロン

リナイロン → プラスチックや埋め立てごみ等 海の廃棄物を洗浄 それを再利用したナイロン

【ごみ・廃棄物】というと聞こえは悪いかもしれませんが 非常に理にかなった製造方法です

 

石油原料で一から製造していた【ポコノ】に対して【リナイロン】の利点

 
・海の廃棄物を回収 → 環境が綺麗になる → 無限リサイクルできるナイロンが完成

・ポコノの品質を意識的に維持しているため ナイロンの質が落ちていない
 

究極の循環(リサイクル)です

 

価格帯

ナイロンバッグ全体:約15~50万
※2023年4月現在 ブランド公式よりサーチした結果です

 

ハイブランドであるプラダで この価格帯なのはナイロンバッグだからこそ

ちなみにレザーバッグの場合だと
2023年4月現在で 最高価格は500万まで跳ね上がります

 

ユーザ層

やはりネームバリューの強さゆえ年齢問わず支持されています

 

若い世代にとっては憧れのブランドとして
初めて買ったのがプラダの財布という人は多くいますね
最若年層なら 高校生でもナイロンのリュックを背負っていたりするようです

メンズに関してはファッション 特にナイロンアウターが人気

 

プラダにマッチするファッションは高級カジュアル・スポーティー系です
エレガント系や派手なイメージではありません

 

強みとメリット

知名度抜群のプラダ
ナイロンだからこその強みは なんといってもこの3つですね

 

ネームバリューとカーストの強さ

プラダはここまで紹介してきた中で最もカーストが強く
2006年の映画【プラダを着た悪魔】の効果で 若い世代間でも知名度が爆あがりしましたね

 

先述したように バッグや財布が平均数万円で買えるブランドのことを【アクセシブルブランド】と言いますが
プラダ製品の平均価格は数十万・最高額は(リアタイで)500万越え
紛うことなきハイブランドです

 

ナイロンバッグはレザーに比べて大幅に安く 最低15万程度で買えるので
ハイブランドでありながら 低価格で手に入ることがメリットです

 

ナイロンの耐久力

プラダの旧ナイロン素材【ポコノ】は
テントやパラシュートに使用されている工業用ナイロンなので めちゃくちゃ丈夫です
お手入れが楽で劣化もしにくく 長期的にコスパがよいですね

そしてポコノを引き継いだ【リナイロン】もまた その水準を落とさないよう作られています

 

ラフな服装に合う

プラダのナイロン製品は アパレル・トートバッグ・リュック・財布等々
幅広くビジネスもプライベートも問わず使えます

 

多くのハイブランドとの決定的な違いとしては
ラフ・カジュアルな服装に合わせてもミスマッチにならないところ

 

むしろ お堅くない・気取らない服装だからこそ輝く

 

ハイブランドのレザーバッグは大抵 お堅い印象じゃないですか?

例えばパーカーにジーンズみたいなラフな格好だと バッグだけが悪目立ちして
『バッグ高級なのに服装ソレかよ』的な現象が起こりがちなんですが
ナイロンバッグはそれを払拭してくれるんですね

 

逆にスタイリッシュにキめた服装でプラダを持ちたい人は
サフィアーノレザーのバッグを選ぶといいと思いますよ

 

まとめ

以上【ナイロンバッグがアイコンの3ブランド】
それぞれに利点があり 支持される理由もユーザ層も様々でしたね

 

ロンシャンはビジネス・旅行向き
エルベシャはママさんのサブバッグとして大活躍
プラダはファッション性に優れているということがわかりました

 

そして どのブランドのナイロン製品にも共通するメリットが

 

・レザー製品より大幅に安価
・手入れが超絶カンタン
・耐久力スゴイ
・重くない
・ラフな服装にとても合う

 

バリバリのおしゃれに合わせるレザーバッグも勿論ステキですが
“ラフなファッションでこそ活きる”ナイロンバッグも ひとつは持っておきたいですね

 

 

解説は以上となります

このブログではブランドにまつわる情報を中心に
【わたし個人が疑問に思ったことをサーチし 個人で発信】しています

もしも『これが知りたい・このテーマで記事にしてほしい』というリクエストがあればコメントで送ってください

 

 

さいごに

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より詳しいことはこちらの記事で解説しているので よければご覧ください

 

 

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